Bresson展 in momat @ 8/12
科博のインカ展に行こうか、
国立博の京都五山・禅の文化展に行こうか悩んで、
結局行ったのが国立近代美術館のブレッソン展。
ま、たまにはこういうのも良いよね。
ちなみに、京都五山展はかなり微妙だとか。
見るまでもないらしいので、今回はパス。
インカ展は今週土曜or日曜に行きます。
金曜の研究室飲みが激しかったら日曜に行くし、
そうでなかったら土曜に行きます。
ちょっと楽しみ。
で、ブレッソンだ。
いつもなら、知ってる風の紹介をするけど、正直何も知りません。
Henri Cartier-Bresson、20世紀を代表する写真家だそう。
紹介文を引用すると、
日常のなかの一瞬の光景を、
忘れがたいイメージへと結晶させる作品は、
同時代の写真表現に大きな影響を与えました。
作品は、風景というよりも、人が写り込んだものが多い。
多いというか、ほとんどがそうだ。
ポートレートも結構多いし。
俺自身の趣味で言うと、人が写り込む写真て、
なんか俗っぽくてあんまり好きじゃない。
どうしても不自然になってしまうし。
でも、今回見た写真ではあんまり感じなかったかな。
それにしても、写真て難しいよね。
ただ、風景の一部分を切り取ってるだけだけど、
写し方・構図によって随分と雰囲気が変わってきてしまう。
絵だと、作者自身のフィルタがかかっているから、
特徴とか表現したいものが比較的分かり易い気がする。
でも、写真て中々そうは行かないもんだよね。
写真から何を読み取るべきなのか、何を感じ取るべきなのか…
結局、一通り見てみても分からなかった。
奥が深いのか、俺が鈍感なのか…(笑
2時間ちょっとブレッソン展を見てから、
せっかくだから平常展も見てみた。
もうこっちは分かり易いね。
これぞ近代芸術って感じ。
全く理解できねぇ(笑
もうね、見てると怒りがこみ上げてくるね。
こんな訳分かんないものを買うのに、
どれだけ税金使ってるんだよ!みたいな。
曰く、
「描いてる奴、絶対病んでるよ…」
って、かなり的を射てる気がする。
ミショー展もやってたけど、
メスカリン素描とかって、そりゃダメだろう…ってな。
最後に、工芸館に寄ってみる。
こっちは、ガラス細工とかがメインなんだが、
やっぱり近代芸術なだけあって、あまり心に響いてこない。
同じ螺鈿細工とかでも、平泉で見た方が数十倍美しいと思った。
近代って言うと、
asymmetryってのが一つのキーワードなのかも知れないが、
どうしても俺にはそれが美しいとは思えない。
ちょっと、近代芸術が理解できてる人、
小一時間俺に蘊蓄たれてくれませんか??
是非とも聞いてみたい…
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