メイド喫茶 その2
前回メイドカフェに行ったのが、2005年の9月20日。
ブランク2年半と言ったところ。
今回は、会社の同期計6人と。いつも昼飯を食べてる仲間中心。
ちょっと多いけど、この人数だとどこに入ってもなんとかなる感じ。
女の子もいるし。
ちなみに、案内は秋葉マスターの同期伊藤ちゃん。
専攻はメイドじゃなくて18禁だそうな。
目的は、いわゆるそっち系の人がよく行く店に行ってみること。
前回は、みんな勝手がわかってない中で行ったので、
中途半端に終わった感じだったよね。
今度は頻繁じゃないにしても、何度か行ったことがある人がいるから、
それなりの店に入れるんじゃないかって言う期待を織り込みつつ…ね。
会社を定時に上げて、秋葉原に向かう。
向かう先は予定ではCure Maidだったけど、
リーダー曰く普通のカフェレベルだとか。
それじゃ物足りないから、
ハイレベルな店もバックアップとしてプランニング。
19時過ぎ、全員到着。
まず、ハイレベルな店というわけで、Mailishへ。
○Mailish
実は前回の時も物色してたんだね、俺。
さすがに金曜の割と早い時間だけあって、
混みようはそんなでもない。
外から一目見た感じ、正直どんなもんだか検討がつかない。
始め渋ってた数人も、入ってもいいよってな感じ。
そんなわけで、とりあえず並び始める。
待ってるのは1人だけ。
すぐ入れるかなと思っていた矢先、
中から出てきた店員に、一同ズッコケ。
アニメdayらしく、アニメ系のコスプレをしているみたいだけど、
何より格好がスゴイ。
あり得ない髪の色に、重力に逆らったスカートの角度…
もうダメだったね、大爆笑。
笑っちゃいけないんだろうけど、大爆笑。
普通に対応なんかできない…
そんなわけで、あえなく一時退散。
○Cure Maid
そんなわけで逃げ帰ってきた一行は、
とりあえずCure Maidから馴らしてみることにする。
エレベータを上がって入った店内は、意外と普通。
店の内装は、18禁系のポスターが多いけど、
普通の喫茶店を丁寧にして、店員にメイド服着せた程度。
メイドも普通。Mailishのコスプレを見ている一行としては、
正直拍子抜け。
それにしても、居心地が悪い。
普通の店なら、多少店員との話もできるけど、
ここはそういったことが全く期待できない。
リーダー曰く、自分の世界に入れるから癒される…
らしいけど、こっちとしては我慢を強いられているようで、
正直つまらない。
普通の喫茶店とここと、どっちが良いかと言われれば、
間違いなく普通の喫茶店選ぶね。
ちなみに、客層は割と普通。
会社帰りのサラリーマン風もいたし、カップルとかもいたし。
んー何を求めているかにもよるけど、正直もう行かないなぁ。
一同全くの不完全燃焼に、一度は撤退したMailishへ再挑戦。
○Mailish その2
もうみんなツボに填ってはいるが、何とか笑いをかみ殺して店へ。
舞い戻ってみれば、既に数人並んでいる。
6人という大人数もあって、入れたのは30分後くらい。
一行は、中央寄りのテーブルに案内された。
中はまぁ確かにメイドカフェ。
2年前に行ったのと同じ、文化祭風の店内だ。
何で笑えるのか分かんないが、
とにかく笑いをかみ殺して一通り注文。
周りを見回してみると、客は会社帰りのサラリーマンが大半。
大体が二人用のテーブルに一人で座っていた。
さっきの店と違って、それなりに店員との絡みもあるよう。
と言っても、やっぱり秋葉だなって感じ。
視線を合わせずに、たどたどしく二言三言交わす感じ。
かなりの挙動不審さ加減である。
3~40の怪しいオッサンが、
我関せずといった感じで携帯を弄りつつ、
話しかけて欲しそうにチラチラメイドを見ている…正直気持ち悪い。
なんか行動パターンがシャイな中高生レベル。
更にみんな二人席に一人で座ってるから、
自ずとみんな店の中心を見る格好に。
俺らからすれば、
壁際に座ってる客はみんなこっちを向いているわけで…
一度はあの異様な雰囲気は味わってみて損はナシ。
このまま終わるのもつまらないので、
ちょっとメイドさんひっつかまえて話してみた。
印象としては、視線の合わなさ加減は秋葉っぽい感じだったけど、
さっきの店とは違って、店員さんはそれなりに話はできるようだ。
うちらが、全く何のコスプレをしているのか分かんないなんて話に、
「どこからお話しすればよいでしょう?全くご存じないですよね?」
みたいな、割と普通の返し。
冷やかしっぽい感じで行ったのに、結構普通に答えてもらえた感じ。
ちょっと申し訳なかったかな…
そんな感じで、普通に話したりしてみたけど、
後で聞いてみると他の客の視線が随分痛かったみたい。
「お前ら、軽々しく話しするなよ!!」
みたいな感じだって。
だから、お前らは…(ry
ま、俺も一歩間違えればあんな感じになってたかも…
って自覚はあるから、正直他人事ではない気もするけど。
今の状態がベストかどうかは知らないけど、
割と俺は周りの人には恵まれているなぁとは思うわけです。
そんなことをしつつ、多分1時間くらいはいたかな。
Cure Maidと比べて、何故か居心地は良いんだよね。
何か抑圧されたモノがないからなのかも知れないが、
イタイという感じはせず、不思議とまったりって感じ。
そんな感じで、両極端なメイドカフェを体験してきました。
人によるけど、どっちも一回は行ってみても良いかなと思うね。
特にMailishに関しては、広い心で行ってみると、結構楽しめるかも。
反対に、イッパイイッパイな感じで行くと、
居心地が悪いだけかも知れない。
ただ…体験として楽しめるわけで、通おうとは思わないよね。
通うんだったら、普通に居酒屋で女の子と話してる方が面白いし。
今回はマスターに連れて行ってもらったってこともあって、
中々良いツアーだったね。
満足満足!
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