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2009年7月30日 (木)

ぐるっと in Tokyo Day-13 (7/30)

会社帰りに美術館…
なんと上質なんでしょう!

○58 三鷹市美術ギャラリー
というわけで、会社帰りにフラッと立ち寄ってみた。

ここが入ってる建物って、
駅前の普通のショッピングビルなんだけど、
エレベータで最上階に上がってみると、雰囲気が違ってたね。
こんな良い空間が、身近にあったとは…

ぐるっとで企画展に入れるけど、今回は、
「牧島如鳩展 ~神と仏の場所~」
パンフレットを見たときから、ちょっと期待してたんだけど、
予想以上に良かったね。

展示作品の半数以上は、宗教画。
牧島如鳩は、戦前・戦後あたりの昭和の人だが、
絵画のイメージは、ルネサンス以前の古典的な西洋宗教画。
構図もそうだし、人の描き方もタッチも大体そう。

違うのは、神=キリストと仏が習合しているところ。
一つの絵の中に、キリストと釈迦如来が描かれていたりするのね。
本来、神と仏は全く別の存在なわけだけど、
日本人の信仰レベルからすれば、
かつては神仏は習合していたくらいだし、
ある意味同一視されてしかるべきものでもあるのかも知れない。

そう言う意味で言うと、
日本でこそ生まれ得た世界観なのかも知れない。

…とまぁ、小難しいことを並べ立ててはみたけど…

元々、古典的な宗教画好きな俺にとっては、
西洋画ベースでありながらの仏画というジャンルは新しかったし、
絵画の好き嫌いで言えば、かなり好きな部類に入るわけだ。

すごく良かった。また一人好きな画家が増えたかも知れぬ。

せっかくだから、気になった点も上げとくと…
絵のタッチというか、世界観に一貫性が無いのかなと。

キリスト教の宗教画とか、仏画で違うけど、
どちらもそれぞれ統一された世界観があるじゃない。
これが2つ混在してしまったが故に、
両方が中途半端に混ざり合ってしまったというか。

ある絵は、キリスト教色の強い絵だったりとか、
またある絵は仏画色の強い絵だったりとか。
二つの宗教観を習合させて、ある1つの世界観を作り出せたら、
それが一つの完成系だったのかなと。

そんなことを感じながら見ていました。

最近、宗教的に変な方向に行ってるような印象を
与えるかも知れないけど、
あくまでも宗教の歴史とか考えを知りたいのが目的であって、
怪しい宗教団体がどうこうってのには、
全く興味がないってことだけ言っとく。

つーか、新興宗教とかにはまる人って、
古来からの宗教のことを全然知らない人だと思うぜ。

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