殿ヶ谷戸庭園 @ 11/23
数年前まで、庭園の入園料とか、寺の拝観料とか、
そんなの払うなんて有り得ない…と思ってた俺だけど、
こと最近に関しては、ほぼ躊躇せず。
ま、都立庭園はPASMOで払えたりするからな。
便利なもんだ。
殿ヶ谷戸庭園は、国分寺の駅前にある庭園。
俺の中での国分寺は、
通過点or飲みに行く場所であったわけで、
殿ヶ谷戸庭園は、近い割に未だ踏み入れたことのない場所。
とはいえ、ちょうど国分寺崖線上にあるので、
高低差、湧水、静寂に関してはかなりの期待が持てる。
この3つの要素をどう組み合わせるかが、
作庭師の腕の見せ所だな…と、勝手に想像してみる。
で、写真。
時期が良いので、割と早い時間でも人は多い。
もちろんおばちゃんたちが多いが、チラホラと着物の人もいる。
庭園は、回遊式林泉庭園だそうな。
ハケ(=崖線)の高低差を巧みに利用し、
入口と紅葉亭のある上層、竹林のある中層、池のある下層の、
三層構造になっている。
# 俺の印象では…の話。
この紅葉の時期、各層でちょっとずつ色づき方が違ってたね。
上層はまだちょっと早く、中層はちょうど良いくらい。
その辺りの変化も面白い。
上層は、藤棚があって、時期によってはすごく綺麗そう。
一面、緑の苔が生していて、そこに紅葉が落ちてるのも良いね。
中層は、東側は竹林、西側は溶岩の並ぶ小径。
竹林のおかげで、年中ジメジメしてるせいか、
溶岩に苔が生しているのがとても良い。
そして、下層は池。
ハケからの湧水を集めた池で、鯉が泳いでいた。
そしてハイライトは、紅葉亭からの眺め。
上層から下層に向かって開けていて、
紅葉の季節には、左右からの紅葉に陽が当たり、
その先に池が見えるという寸法。
紅葉は光に透けて見えるし、池も中の島があって、
それが中心に配置される。
紅葉亭の横からも湧水が出ていて、(汲み上げ?)
それが岩の間を通って池に流れるというのも素晴らしい。
そんなわけで、素晴らしい庭園だったね。
ベストシーズンは、ちょうど今。
一日暇だったら、絶対行った方が良いって。
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