野口家資料にみる布田五宿の香具師集団
文化の日が近いね。
そんなわけで、都では文化財ウィークなんてのをやってるんだけど、
果たして同年代の人がどれだけ知ってるか…っていうと、
まぁ1%もいないだろうなぁってな感じだよね。
文化財ウィークって、別に今年からやってるってわけじゃなくて、
今までも毎年開催されてるけど、
それはそれは地味なんで、知ってる人がほとんどいないと。
事業としては、主に3つに分かれていて、
特別公開事業、文化財めぐり事業と、講演会事業ってな感じかな。
本当はいろんなところに顔出してみたいけど、
中々時間の制約とかもあるんで、
気軽に行けて興味のあるやつってわけで、
↑って言う講演会があったから、ちょっくら行ってきた。
でも、↑見ても、なんのことやらさっぱりわかんないよね、普通。
簡単にまとめると…
調布には、甲州道中沿いに布田五宿ってのがあってさ、
そこを中心に、江戸時代に香具師集団がいたとさ。
香具師って言うのは、いわゆるテキ屋のことで、露天商のことだね。
主に神社仏閣の縁日やらに来ては、露天を出して商いをするという。
調布市域だと、深大寺やら布多天神やらが有名だけど、
そこで自由に商売をやられると、色々とトラブルが起こるよね。
そうなると、香具師たちは集団を作るわけで、
それを仕切るのがいわゆる親分となるわけだ。
親分ていうのは、やっぱり場所ごとに決まっていてさ。
今回題材として挙げられた野口家というのは、
布多天神の縁日を仕切っていたんだそうな。
一応、俺が把握しているのはその辺りまで。
間違ってたらごめんなさい。
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